カピタンの小部屋

最近ハマっていることや新しく買ったものを浅い知識で紹介していく

スターウォーズを考える ライトサイド

2019年12月20日

ついにスターウォーズサーガ完結作

スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』が公開されました。

 

そろそろ観た人も大勢いると思うのでネタバレ記事でも

書いてやろうかと思います。

 

率直に言ってどうだったか...

 

 

面白かった!

 

 

その理由をつらつらと11個書きます

 

1.シークエル*1の主人公達

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プリクエル*2世代の私にとって、シークエルの主人公達は魅力がある

エピソード7の後半からはオリジナル*3の主人公達よりも

シークエルの主人公達の動向が気になり

今作ではオリジナルの主人公達が出てきても特に何も感じない程度までに

3人のキャラが立っていて面白い!

 

2.カイロ・レンの魅力

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シークエル最大の成功はカイロ・レンだと私は思っています

今作のパンフレットにカイロ・レンが辿る旅路はダース・ベイダーとは正反対

と書かれており、まさにその通りだなと

 

ダース・ベイダーの初登場シーンは自信に満ち溢れており、ストームトルーパーからも恐れられている存在

しかし、終盤になるにつれて弱い自分と向き合う事が増えてくる

 

一方カイロ・レンはダークサイドに堕ちきれずどこか弱々しい、挙句の果てにはストームトルーパーからも少し小馬鹿にされる始末

 

それが、回を重ねるごとに、冷酷になっていき自信も出てくる

またその自信が出てくることで後ろめたさがある感じがまたたまらん

 

ダークサイドの新しい描写としても斬新だし

アダム・ドライバーの弱々しい演技が超絶上手い

エピソードを重ねるにつれここまでカッコよくなるキャラはそういないと思う

 

今作で主人公はレイじゃなくて、カイロ・レンの成長物語だってことがはっきりした

 

3.オリジナルからのゲストキャラ

今作はオリジナルからのゲストキャラも豪華

 

1.ナイン・ナン

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エピソード6でランドと共にミレニアム・ファルコンに搭乗し

デススターの破壊に貢献した

ランドの操縦ミスでミレニアム・ファルコンのアンテナを破壊した時のリアクションが可愛い

 

2.ウエッジ・アンティリーズ

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ルークと共にローグ中隊の一員として活躍し、出番は少ないが

主人公級の活躍を毎回やっている最強のエースパイロット

エンドアの戦いでイウォークとあまり戯れていない為、シャイなのかもしれない

 

3.ランド・カルリジアン

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今作で結構太ってた

 

とオリジナルファンには堪らないキャストが出てる

 

4.4DXはスター・ツアーズ

スターツアーズが好きなら、4DXをおすすめする

特に最初のミレニアム・ファルコンとTIEファイターの

ドッグファイトスターツアーズそのもの

 

値段は少し張るけど、観る価値はある

 

5.冒頭10分から胸熱展開

前作のエピソード8もそうだけど、冒頭10分の出来が良すぎる

そのせいでスターウォーズの世界観に入り込みすぎて

その分、変な矛盾点とかノイズが普段は気にならないのに

余計に辛口になってしまう

 

だって、タイトル後の一言目が

『死者の口が開いた!』だもんファンからしたら

何故生きていたの?とか

あの予告の笑い声はやっぱりパルパティーンだったのか!とか

あーだこーだ考えているうちに戦闘が始まって

スターデストロイヤーの大群の登場

場面は打って変わって、フィンとポーがミレニアム・ファルコンで任務遂行中に

TIEファイターとドッグファイトになり、スペースジャンプを繰り返しながら戦う

 

冒頭に色々詰め込みすぎだって笑

 

6.ローズ≒ジャージャービンクス

最初に言っておくと、私は両者とも嫌いじゃない

むしろ、幼少期に映画館で観たジャージャービンクスは

そこまで不快には感じておらず

後から、ジャージャービンクスが嫌われ者で

次作から急に出番が減ったのはそれが影響していたらしい

 

残念ながらローズもその刻印を押されてしまったみたいで

極端に出番を減らされていた

 

人気のないキャラは極力使わないという舵を切るはやさは

お見事だと思う

 

7.エクセゴルの戦い

まさに最終決戦に相応しい戦いだった

まずは、画が豪華

 

レイがルークのXウイングでエクセゴルまで向かうのに対し

ベンソロはTIEファイターでエクセゴルに向かう

 

スカイウォーカー家がTIEファイターに乗り

パルパティーン家がルークのXウイングに乗る

 

また、ベンソロがかつての師匠ルークのライトセーバーを使い

レイがレイアのライトセーバーを使う

立て続けにこのシーンが出てきて、J.J.のドヤ顔が目に浮かびましたが

正直、めちゃくちゃテンション上がった笑

 

プリクエル世代は共闘シーンは好きでしょ笑

 

あとは、ポーとウエッジの共闘にもグッときました

新旧のエースパイロットが夢の競演だものニヤケますわ笑

 

そしてシークエルの主人公達が一つの目標に向かって

進むから違和感なく観れる

エピソード8の感じだと目的があやふやになりやすい

 

最後はレイがライトセーバー2本で倒すのも良い演出だと思う

ただ、最終決戦の頃にはベンソロに感情移入してるからか

飛ばされていったベンソロが気になる

 

それを含めても最後に相応しい戦いを描いてくれたことに感謝!

 

8.イウォーク登場


Star Wars Episode VI: Return of the Jedi - Princess Leia and Ewok Wicket

やったぜ!最後にちょっとだけ出演!

 

イウォーク登場ってだけで今作は+1億点

 

9.エンドロール

最後のエンドロールでまさかのプリクエルで登場した

ジェダイの名前が!

これだけでも、嬉しかったし改めてそんなサブキャラまでも

名前を追ってしまう作品はもう二度と味わえないんだなと思った

 

最後の最後まで楽しませてくれてありがとう!

 

10.幼少期から観てた映画を完結させてくれたこと

結局これなんですよ。

物心ついた時にエピソード4.5.6にハマって

その後すぐにエピソード1が公開されて、そこから劇場に通うことになる訳です

 

初めて映画館で洋画を観たのはスターウォーズだし

エピソード4の字幕から漢字を覚えたりもしました

 

ここまで、自分自身の生活の一部になるとは思わなかったし

その作品を最後まで何とか終わらせてくれたのは本当に感謝しています

 

駄作、神作とかそういった次元の映画ではありません

 

スターウォーズおすすめです!

 

 

*1:エピソード7~9

*2:エピソード1~3

*3:エピソード4~6